SINEの挿入多型を指標とした鯨種判別方法

1.発明の概要

SINE法とはRNAを介した遺伝子の転移機構で、ゲノム内で転移する場合、RNAの逆転写により、多くのコピーが出来る(DNAを介した場合は、遺伝子が移動するのみ)。 ゲノム上の、このSINE部分の繰り返し部分を解析することにより、哺乳動物の系統樹が解析出来る。

今回は、鯨類の判別を目的として、検体が鯨かどうか判別するPCRプライマー、歯鯨類か否かを判別するPCRプライマー、ヒゲ鯨類か否かを判別するPCRプライマーなど、計18組の種判別プライマーを作成した。
これらのプライマーを使用してPCRをおこなえば、それぞれの検体がどの種に対応するのかが即座に100%の正答率でわかる。

実際に、市場で販売される鯨種はずっと限られたものであるので、このプライマー全てを使用する必要はなく、目的に応じてこのプライマーを使い分けることもでき、より効率的に少ない実験量で種判別をおこなうことも可能である。例えば、ミンク鯨か否かだけが知りたいのであれば、1組のプライマーセットで十分判別可能である。

2.公開番号  特開2005-160359

3.出願番号  特願2003-402154

4.出願日  平成15年12月1日

5.特記事項

応用分野: 鯨類の判別、 食品分野 


発明者 : 岡田 典弘、 二階堂 雅人

東京工業大学
東京工業大学産学連携推進本部より

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