界面活性剤との結晶化を利用した芳香族化合物の気化速度を調節する方法

1.発明の概要

 一般に、芳香剤、医薬等の薬剤や化粧品は、長期間の使用のため持続性、徐放性が要求され、そのためこれらの気化速度を制御することが必要とされている。これらを達成するために、従来は、徐放性が要求される特定の化合物に対する特殊な装置や特殊な化合物等が用いられており、そのため、製造に手間がかかり、また、コストも高くなる欠点があった。また、その気化・徐放作用の程度を調節することが難しいという欠点があった。

 本発明は、界面活性剤、特にイオン性の基とその基に結合した少なくとも1つの炭素数8以上の直鎖アルキル基とからなるイオン性界面活性剤と、芳香族化合物との分子錯体の結晶を形成することにより、芳香族化合物の気化速度を調節する方法を供する。芳香族化合物の気化速度は、界面活性剤のアルキル基の鎖の長さを変えることにより、低コストでかつ簡単に調節することができる。

2.登録番号  特許第3900237号

3.出願番号  特願 2000-118551

4.出願日  平成12年4月14日

5.特記事項

応用分野 : 芳香剤、医薬等の薬剤、化粧品


発明者 : 大橋 裕二

東京工業大学
東京工業大学産学連携推進本部より

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