面不斉を有する新規中員環アミンとその製造方法
1.発明の概要
本発明は、室温下安定な面不斉を有する新規な中員環アミンとその製造方法に関する。
安定な面不斉を有する中員環化合物はいくつか知られているが、それらは全て炭素中員環であり、類似のヘテロ中員環については全く報告例がなかった。これに対して最近、発明者らは、9員環エーテルが室温下安定な面不斉を有していることを初めて見出すとともに、その光学分割に成功した。
このような背景のもと、発明者らは9員環ジアリルアミンについて室温下安定な面不斉を有するのか否か、明らかにするために研究に着手した。室温下安定な面不斉を有する中員環ジアリルアミンは、種々の医薬、農薬、各種機能性物質の開発における中間体として有用であり、不斉補助基、不斉配位子、キラルシントンとして使用し得る。発明者らは、これら9員環アミンを効率的に合成し、それらが室温下安定な面不斉を有することを初めて見出した。また面不斉から、中心性不斉への変換を検討し、9員環ジアリルアミンがキラルシントンとして有用であることを明らかにした。
2.登録番号 特許第3721388号
3.出願番号 特願2002-64543
4.出願日 平成14年3月8日
発明者 : 友岡 克彦 、鈴木 征希 、島田 麻木 、柳鶴 俊一
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- at 2007年09月17日