3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸及び/またはホモバニリン酸検出用修飾電極及びその検出方法

1.発明の概要

電気化学的に前処理したパイロリティックカーボンファイバー電極によるアスコルビン酸と3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸の検出はGononらにより報告されている。しかしながら、これらの代謝産物、3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸及びホモバニリン酸は、ドーパミンとは異なり、生理的pHの水溶液中においてはアスコルビン酸と同じく負に電荷した1価の陰イオンとして存在するため、電極表面をカチオン性の単分子膜で修復した電極を用いてこれらの陰イオンを同時に定量することは不可能であった。

本発明は、正に荷電したカチオン性単分子層膜で化学修飾した電極を用いて、一価の陰イオン化合物である3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸、ホモバニリン酸、及びアスコルビン酸と電極表面の正の電荷サイトとの静電的相互作用によるそれぞれの酸化電位のシフトの違いを利用して、これらの化合物の同時定量をおこない、同時に、電極を単分子層膜で修飾することによって、酸化生成物の電極表面への吸着によって電極活性が低下するのを防ぐことができる。

2.公開番号  特開2001-264285

3.出願番号  特願2000-76806

4.出願日  平成12年3月17日

5.特記事項

応用分野:検出装置


発明者 : 大坂 武男

東京工業大学
東京工業大学産学連携推進本部より

トラックバック

トラックバックURL: